
『ウィッチャー4』の開発陣は、オンライン上で出回っている不正なベータテスト招待についてプレイヤーに警告を発した。CD Projekt Redは、詐欺の試みと、本作の主人公をシリにすることに決めた理由の両方について自らの立場を明確にした。
CD Projekt Redは、『ウィッチャー4』を装った不正なベータテスト招待について、公式にプレイヤーに対して警告を行った。4月16日、同スタジオは『ウィッチャー』の公式Twitter/Xアカウントを通じてコミュニティに対し、これらの詐欺について言及した。
声明では次のように説明されている。「我々はこれらの不正なメッセージを削除するため積極的に活動しています。不審な招待を受け取ったり、そのような主張を目にしたりした場合は、メールプロバイダーやソーシャルメディアプラットフォームの通報ツールを通じて報告してください。」
開発陣は、正当なベータテストのお知らせは全て、まず公式の『ウィッチャー』チャンネルで公開されると確認した。

CD Projekt Redは当初、『ウィッチャー4』をThe Game Awards 2024で発表した。アナウンストレーラーでは、前作まで主人公を務めたゲラルトとは大きく異なり、シリが主人公であることが明かされた。
その後、VGCとのインタビューで、ナラティブ・ディレクターのフィリップ・ウェーバーは、この変更に対するファンの反応について語った。「我々は、ゲラルトへの愛着は完全に理解しています」とウェーバーは述べた。「しかし、シリがシリーズにもたらす新たな物語の可能性をどのように示すか、我々は全力を尽くしています。この創造的な決断は軽々しく下したものではなく、我々はこの方向性を何年もかけて練ってきました。」

エグゼクティブ・プロデューサーのマウゴジャータ・ミトレンガは、支持するファンと懐疑的なファンの双方からの熱意を認識した。「今回の発表に対して寄せられた全ての情熱的な反応に感謝しています。結局のところ、ゲームそのものが、あらゆる懸念に対する我々の最も説得力のある回答となるでしょう。」
開発チームによると、『ウィッチャー4』はこれまでで最も野心的なプロジェクトであり、新たな地域と生物が導入されるという。プレイステーション5、Xbox Series X|S、PCプラットフォーム向けに発売が確認されているが、スタジオは具体的な発売時期については発表していない。ゲームに関する最新情報は、引き続き当メディアの報道をご覧ください。