アンディ・サーキスは、2027年12月公開予定の新作『ロード・オブ・ザ・リング:ゴラム追跡編』について新たな示唆を与え、ピーター・ジャクソン監督によるオリジナル三部作の美学を尊重しつつも予想外のアプローチを約束した。サーキスは本作で監督を務めるほか、自身の象徴的な役柄を再び演じる。
2014年『ホビット:決戦のゆくえ』以来となるゴラム役への復帰について、サーキスは「『ホビット』と『ロード・オブ・ザ・リング』の時系列の間で語られなかったゴラムの物語を掘り下げる」と明かした。
『動物農場』プロモーション中のColliderインタビューで、サーキスは製作詳細を共有:「2027年公開に間に合わせるため、2025年前半~中盤に本格的な撮影を開始予定。ニュージーランドで行う大規模なプロダクションで、映画製作家族との再会となる」
「オリジナル三部作の本質を尊重しつつ、驚きのある作品を創り上げる」とサーキスは説明。「元はスメアゴルと呼ばれたこの複雑なキャラクターの心理をより深く探求する」。本作はジャクソン監督&脚本チーム(ウォルシュ&ボイエンス)が関与する中つ国新作2部作の第1弾となる。
ジャクソン三部作との連続性について問われると、サーキスは過去キャストの復帰に言及。イアン・マッケラン(ガンダルフ)とヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)はスケジュングが合えば復帰に意欲を示している。
ワーナー・ブラザースは本作以外にもトールキンの映画宇宙を拡大予定。一方アマゾンは『指輪物語:力の指輪』シーズン3を開発中で、12月にはアニメ前日譚『ロード・オブ・ザ・リング:ロヒアリムの戦い』が公開される。
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