レメディ・エンターテインメントは、『Max Payne 1&2 リメイク』『Control 2』『Codename Condor』を含む今後のプロジェクト最新情報を公開。レメディのゲームラインナップにおける最新開発状況を紹介します。
『Max Payne 1&2 リメイク』『Control 2』『Codename Condor』などを含むレメディ・エンターテインメントの作品群は、重要な開発マイルストーンを達成しました。同社の最新財務報告書では、各プロジェクトの進捗状況とレメディのより広範な戦略的ビジョンが明らかにされています。
2019年のヒット作『Control』の待望の続編『Control 2』について、レメディは重要なマイルストーンを達成したと発表しました。ゲームは「本格制作準備段階(production readiness stage)」に入り、チームが開発を加速させる中で完全にプレイ可能な状態になっています。この段階では、ゲームが高いクオリティを満たすよう、徹底したテストとパフォーマンス最適化が行われます。
またレメディは、Appleと共同開発した『Control Ultimate Edition』が今年後半にAppleシリコン搭載Mac向けにリリースされることも明らかにしました。
『Control』シリーズを舞台にしたマルチプレイヤー系スピンオフ作品『Codename Condor』についても最新情報が公開されました。現在本格制作段階に入り、チームは複数のマップやミッションタイプを制作中です。フィーチャーを磨くため、社内及び限定外部プレイテストも実施されています。レメディ初のライブサービスゲームとなる『Condor』は定額価格モデルでリリースされます。
『Alan Wake 2』拡張コンテンツ「Night Springs」は高い評価とファンの称賛を得ています。レメディによると、『Alan Wake 2』は開発費とマーケティング費用をほぼ回収し、堅調なパフォーマンスを示しています。『Alan Wake 2』の「Physical Deluxe Edition」は10月22日に発売予定で、コレクターズエディションは12月にリリースされます。公式Alan Wakeウェブサイトで予約受付中です。
ロックスター・ゲームスと共同制作中の『Max Payne 1&2 リメイク』は、本格制作準備段階を終え、完全な本格制作段階に移行しました。チームは完全プレイ可能バージョンの開発を進めており、リメイク版を特徴付ける独自のゲームプレイ要素に重点を置いています。
レメディは『Control』と『Alan Wake』シリーズの戦略的重要性を強調しました。今年初めに同社は505 Gamesから『Control』シリーズの完全権利を取得し、開発と出版に関する完全なコントロールを獲得しています。
『Control』と『Alan Wake』両シリーズを所有したレメディは、自主出版やその他のビジネスモデルを模索中です。同社は年末までに戦略の詳細(長期目標を支える可能性のあるパートナーシップを含む)を発表する予定です。
「我々の2つの中核フランチャイズである『Control』と『Alan Wake』は、レメディ・コネクテッドユニバースの中核を成します。オリジナルで生み出したパートナーフランチャイズ『Max Payne』と並び、これらのシリーズを拡大することが我々の将来にとって重要です」とレメディは述べています。
2025年に向け、ファンは『Control』や『Alan Wake』シリーズに関するさらなるアップデート、そして新作タイトルの進捗を期待できるでしょう。